2025年のバケットリストを50個書いてみました。

キャリア

2025年です。
THERABBYを運営しています作業療法士の1TOCと申します。
今年からはもう少し個人の色を出していこうと思っています。

というわけで、新年のタイミングで2025年のバケットリストを列挙してみます。
進行状況によっては加筆、修正、リンクしていく予定ですのであしからずっ。


臨床・専門スキル

まずはこの臨床での専門スキルを高めることです。
キャリアとしては20年ですが、まだまだ道半ばなのです。

1.臨床で毎回きちんと結果を出す
なによりも自分は作業療法士なので、臨床能力を日々向上させる必要があります。
そして作業療法士としての専門スキルも明確にしないといけないのです。
きちんと患者さんのニーズとホープに応えられるようにしたいんです。

臨床で毎回きちんと結果を出すための3つのポイント - 2つの指標が必要かなと
作業療法で毎回結果を出すためのポイントを深掘りします。適切な評価と目標設定、エビデンスに基づいた介入、効果の維持方法、QOLなど…

2.認定作業療法士を取得する
研修はすでに全部終わっているので、残るは臨床実践報告書の提出だけです。
時間を見つけてしっかり取り組み、早めに資格取得を目指します。
やろうやろうと思って、伸ばしてしまってる。。

認定作業療法士 - 研修を受けても意味がない?取得することでのメリット・デメリット、年収を上げるアイディアについて
認定作業療法士は、日本作業療法士協会が認定する上位資格で、高度な専門知識と実践力を持つ作業療法士を証明します。取得条件や研修内容…

3.臨床実習指導者実践研修を修了する
昨年実習生を指導して、まだまだ自分の指導力不足を感じました。
臨床経験の言語化が未熟なこと、全体のプランニングなどなど、言い出したらキリがありません。
自分では比較的自信があっただけに、ちょっとショックを受けてしまったのものあるので。
改めて”指導”という観点で勉強しなおします。

ルーブリック - 定義・構成要素・目的・特徴・メリット・デメリット・活用場面について
ルーブリックは、学習者の達成度を多面的かつ客観的に評価するための評価ツールです。教育現場や企業研修での活用法やメリット…

4.MTDLP指導者を取得する
MTDLPって少し複雑で避けていた傾向があります。
でも改めてMTDLPの事例報告を聞き、ディスカッションを通してこのフレームワークの可能性に気づかされました。
もっと活用できる場面もあり、ポテンシャルの高さも再認識しています。
なので、きちんと勉強しなおさないといけないなと思っています。

5.臨床データを元に新しい評価ツールを開発する
評価ツールの開発はもともと興味がありました。
いまは技術が進歩しているのに、臨床で扱っている評価方法が悪い意味でアナログなこと。
ステップが時代錯誤なことなどなどあげられます。
「ツール開発」ってのは力を入れたい部分ですね。

6.アクティビティをテーマにしたプログラムを開発する
作業療法士はアクティビティをもっと活用すべきだと思ってます。
そしてもっと世の中には様々なアクティビティがありますし、それを知らないでいるのはもったいない。
もっとアクティビティという作業を使うことで支援できる対象も幅も広がるはずです。

7.災害支援に関わる
JRATの案内などは届いていたのですが、時間をいいわけに参加できずにいました。
でも今後いつ地震や洪水、戦争といった災害が起こるかわからない時代です。
そうしたときに、自分が培ってきた技術、知識を活用するためにも災害支援については関心を持っておくべきだと思ってます。

8.家族療法学会で発表する
僕の現在の臨床のメインターゲットは高齢の方です。
そうなると非常に家族介護ってテーマになります。
その介護の背景にある家族関係ってものの重要性を強く感じています。
そしてこの家族を一つの社会的なシステムとみて、そのシステムに対しての介入って作業療法士は得意分野なのでは?って思っています。
つまり環境から行動を変容するためにも、人的環境である家族を支援する必要性がでてくるんです。
今年は家族介護というテーマで発表するように考えています。

家族システム理論 - 提唱者・特徴・リハビリや看護におけるわかりやすい具体例について
家族システム理論は、家族を相互作用を持つ一つのシステムとして捉える理論です。個々の問題を家族全体の文脈で理解し、包括的な支援や解決策…

9.認知行動療法学会で発表する
自分の臨床のテーマのひとつが行動変容にあります。
特にナッジ理論を活用した環境からの働きかけに興味があるので、CBTとはやや対局の位置にあるのですが…。
それでも行動変容を活用するにはCBTは抱えないのでしっかりと学びたいと思っています。

認知行動療法 - 定義・基本概念・特徴・メリット・デメリット・期待できる効果・セルフでもできるやり方などについてわかりやすく解説
認知行動療法(CBT)は、うつ病や不安障害などに効果的な心理療法です。思考と行動の関係性を改善し、ストレス対処能力を向上させる効果…

10.論文6本執筆する
約2か月に1本のペースですね。
投稿対象としては作業療法ジャーナル、ASJOTをイメージしています。
テーマは多少一貫したものにしたいですけどね。
なんせ興味対象が幅広いもので。。

これに関してはもう少しSMARTで行動計画を練らないといけないかなと。

11.県学会で発表する
2024年も発表したので今年も発表するようにしたいですね。
できればその場限りのテーマよりは、これも自分のキャリアにつながり、積み重ねられるようなテーマを選びたいなと。

12.東北学会で発表する
現在他の作業療法士の方と共同研究の企画を練っていまして。
これを東北学会で発表したいなと。

13.全国学会で発表する
2025年の作業療法学会は香川で行われます。
この学会でも自分のキャリアにつながるテーマにしたいものです。

14.TEDへの登壇
これ、実は数年前から考えていたこと。
ちょこちょこ地方でもTED TALKは開催しているので、まずはそこから登壇するようにしたいなと目論んでいます。

発表する場を設けないとさぼり癖ついてしまうもので…

プログラム・技術開発

自分の興味対象はどちらかといえば領域、分野といった縦断的なカテゴリーよりは、あらゆる領域を跨いだ横断的な興味対象なんだなって最近気づきました。
その横断的な興味対象に「プログラム・技術開発」があるんですよね。

15.アナログ機器を活用した作業療法プログラムを開発する
古いメディアが好きなんです。
VHSとかカセットテープとか。
昨今のワンクリックで扱えるデジタル機器にはない、手間をかけて操作する必要がある機器は非常に作業療法ライクだなって考えています。
こういったアナログ機器を扱ったプログラム開発ができたら趣味と興味を掛け合わせた仕事になるんじゃないかなと妄想しています。

16.タクシードライバーへの支援プログラムを開発する
北海道での学会の帰りにタクシーを利用した際に思い付いたんです。
タクシーの運転手の方と雑談している中、いかにタクシードライバーの方の健康管理不足、情報不足、支援体制の未整備などなど。
これは作業療法士の出番ではないかなと。
プログラムが確立できれば、タクシードライバーだけでなくトラックやバスの運転手といった他の職業運転手にも汎用できますからね。

17.アニメ産業への支援プログラムを開発する
アニメ、漫画世代でもあるので非常に興味、関心がある分野です。
でもこの産業も労働環境、健康管理体制に対してはちょっとまだ未整備なのかなと。
身体的な不健康だけでなく、メンタル面へのケアも不十分でしょうね。
ここの分野にも作業療法士は参入できると思っています。

18.音楽産業への支援プログラムを開発する
元々バンドをやってましたし、インディーズレーベルもイベントオーガナイザーも短期間ですがライブハウス運営もしていました。
いまはほとんど楽器演奏はしなくなってしまいましたが、マニアックな海外のバンドなどを探していたりもします。
一時期ギタリストやドラマーの方への健康相談事業も行っていたのですが、当時はまだまだ自分の運営が下手だったので頓挫してしまってました。
これをまた再開したいなと思ってます。

19.学校教育支援プログラムを開発する
作業療法士はもっと学校教育へ貢献できると思っています。
それは教員への指導なのか、生徒へダイレクトな支援なのか。
教育システム改善への提言なのか…はまだ計画中ですが、とにかくもっと教育現場へ作業療法士の知識、技術を活用する必要があると思っています。

20.スケジューリング支援プログラムを開発する
このスケジューリングって一つの行動変容のための外的要因なんですよね。
そのためのプログラムを開発することが、臨床でも仕事でもプライベートでも活用できると思っています。

21.レトロゲームを活用した作業療法プログラムを開発する
ゲーミフィケーションも臨床テーマのひとつです。
そして個人的にレトロゲームの文化や開発背景といったものも非常に好きなんです。
容量制限という縛りのなかで、いかに工夫して実装するかというプロセスは芸術といっても過言ではありません。
むしろ昨今のオープンワールド、ハイグラフィックゲームには興味がわかないんですよね。
そういったシンプルなレトロゲームを活用した作業療法プログラムを開発できたら面白いなと。

22.セラピー要素を含んだボードゲームを開発する
ボードゲームにも興味があります。
これは臨床現場で役立たせる…というかは、作業療法の知識、技術をボードゲームというツールを通して活用するイメージでいます。
いろんなボードゲームを調べると、娯楽というカテゴリーではたくさんあります。
でももっと教育的、療法的なものがあってもいいと思ってます。

23.AR技術を利用した作業分析ツールを開発する
数年前に企業と作業分析ツール開発の企画はあがったのですが、やっぱり自分の未熟さ故に頓挫してしまった経験があります。
あの時よりは少しはマシになってるはずなので、これについてもきちんと進めて実装できるようにしたいなと。
ARやVR,MRやAIといった技術は興味ありますからね。

24.スキルマッチングのプラットフォームの開発
県士会の活動をしていると「○○に興味ある人いないですかね?」「○○の事業を手伝ってくれる人だれか知ってませんか?」なんて問い合わせが多くあります。
ある程度活動的にしている方は思いつきますが、どうしても偏りが生まれるしすべてを自分を介してつなげるのも限界があるかなと。
そうなればそういうニーズとスキルのマッチングを行えるプラットフォームがあればまるっと解決するんじゃあないかと。
そう考えているのです。

こうやってみると”開発”が好きなんですかね?

創作・執筆・発信

もともと何かをつくること、生み出すことが好きです。
手先は不器用ですが、アイディアは溢れているって自負しています(笑)。

25.大学受験に関するKindleの出版
Kindle出版はもともと興味ありました。
そして長女が推薦で大学合格したこともあって、これを掛け合わせようかなと思ってます。
正直、この長女の推薦入試に関しては父親としてがんばったと思います。
その体験記という意味合いでも、まとめておこうかなと。

26.小説を執筆する
実はもう複数の種類の作品のプロットはできています。
異世界転生ものから恋愛ものまで、まあ幅広くです。
どこに投稿しようかなって思ってますけど、複数のプラットフォーム+THERABBYでいこうかなとも。

27.noteを毎日執筆する
個人のブログ感覚でnoteも書いてます。
ただ更新が不定期になってしまってたので、きちんと毎日少しでも執筆するようにしようかなと。

28.lo-fi楽曲をリリースする
2年ほど前に一時期DTMに力を入れていたのですが、どうしても継続しなかったですね。
というのも目的が曖昧でしたからね。
これも作業療法につなげられるようだと継続できるのかなと。

29.量子力学についての考えを配信する
好きなんです、この分野。
引き寄せの法則やら、シュレーディンガーの猫、二重スリット実験。
インテーステーラーなんてはまさにドンピシャでしたね。
これについても非常に自分の考えがまとまってきたので、配信という活動で形にしたいなと。

30.伝統工芸に関するコンテンツを作る
全国の伝統工芸の抱える問題にも作業療法士は貢献できると感じています。
それは障がいを持つ方の就労支援という形でのマッチングもそうですし、作業分析という切り口でも。
あとは伝統工芸といった歴史的生活文化は保存する必要性がありますからね。

31.毎日SNSに投稿する
XもFacebookもInstagramもひととおりやってはいます。
でもインフルエンサーではないので、なにを発信したら?なんて思うこともしばしば。
かといってこれからの時代そうは言ってられないので、まずはがんばって毎日投稿するようにしようかなと。

SNS苦手…とは言えない時代なんですよね。

健康・フィットネス

自分の健康管理も重要です。

32.毎日30分の筋トレを行う
もっと長い時間をかければそれなりの効果を得られると思うんですが、他のこともしないといけないので時間で縛ることにします。
ホームジムとして機器はそろっているのでまずは毎日30分という時間のなかでウェイトトレーニングを行おうかと。

33.毎日30分のランニングを行う
これも一年前は休日は90分ほどランニングしていたのですが、どうにも平日と休日のムラができてしまい、維持するのが難しくなってしまいました。
そのためランニングも30分という時間を決めてしっかりと走りこみたいなと。

34.体脂肪率10%に落とす
現在体脂肪率は20%前後のため、ちょっと太り気味かもしれません。
しっかり体脂肪を落とし10%の壁を越えたいなと。

35.体重80kgにあげる
現在体重70kg程度。この状態で体脂肪率を10%まで落とすとガリガリになってしまうのです。
それは不本意な体型なので、体重をしっかり増量したうえで体脂肪率を落とすということをしたいなと。

36.瞑想を毎日10分間行う
意識的に何もしないという効果は痛感しています。
2024年も瞑想にチャレンジしていましたが、習慣化したかというとそうでもない。
今年はしっかり習慣化できるようにしたいものです。

37.ベジタリアンの生活に移行する
ヴィーガンまで極端にいくとだいぶ家族への悪影響も現れてしまうので、ゆるいベジタリアンに移行しようかなと。
できるだけ肉は食べないようにしようかと思います。
もう年齢的なものもあるし、胃にくるんですよ。。

セラピスト自身が不健康だと説得力ないんです。

趣味・文化活動

もともと多趣味ですがそれ故に継続が難しい。
まあ、趣味ですからそのプロセスそのものを楽しめればよいんですけどね。

38.週に一回映画を観て感想を書く
昔は週に何本も映画鑑賞をしていたのですが、最近はなかなか時間がとれずにいました。
でも努めて映画を観るようにすることで、得られる効果も多いと思ってます。
ただ昔ほどホラーはみなくなったかな。

39.テンカラをはじめる
アウトドアファッションブランドのパタゴニアが好きです。
創設者のイヴォン・シュイナード氏も趣味として行っていたのが、日本のフライフィッシングであるテンカラです。
もう何年も前から始めよう始めようと思っていました。
タイイングまではまだ手を出せないのですが、まずはテンカラで1匹を釣るようにしたいですね。

40.ソール・ライターの作品に触れる
アメリカの写真家であるソール・ライターが好きです。
彼のピンボケのような写真を初めて見たときはとてもきれいだと思いました。
他の写真家の作品はあまりわからないのですが、ソール・ライターの写真だけはわかります。
展示会があれば行きたいなと。

41.普段着に和装を取り入れる
着物を私服にしたいんです。着物も持ってますし、作務衣もあります。
でも外出する際になかなか着物で…とはいかないんですよね。
まずは自宅内での部屋着を作務衣にすることからかなと。

42.バックギャモン大会へ出場する
クラシックなボードゲームの一つであるバックギャモンが好きなんです。
調べてみると大会もある様子。
自分はまだゲームでプレイする程度なので、まずはリアルな大会に参加してみようかなと。

SNS苦手…とは言えない時代なんですよね。

キャリア・経済目標

40代を超えると、自身のキャリアってものを考えることが多くなりました。
もっとちゃんとキャリアを考え、計画して、勉強しておくべきだったなと。
でもこれってきっと10年後だって思うことでしょうから、いまから自分を律して始めるしかないんです。

43.UDEMYで講座をリリースする
オンライン講座作成には興味ありましたので、UDEMYを利用して講座をリリースしようかなと。
アウトプット活動を通して自分自身の勉強にもなりますからね。

44.運営サイトを月間30万PV達成させる
THERABBYを運営して2年かな?それなりにPV数は多くなってきましたが、自分の理想にはまだまだ。
まずは月間30万PVを目指してがんばろうかなと。

45.年収を現在から24.57パーセントアップさせる
この数字は10年後に年収3600万円という数字を意識しています。
毎年年収を指数関数的にアップしていくとすると、今年は24.5%アップする計算になります。
こういう年収での数字も意識する必要があるでしょうね。

年収はあくまで一つの指標であり結果ですからね。

自己成長・スキルアップ

別に意識高いわけではないんですが、自分が成長することは楽しいことなんだなってわかったのです。
スキルアップすれば、それだけ助かる人も増えるでしょうし。

46.TOEICで750点を取得する
将来的に大学院も意識しています。
行きたい大学院の入学条件にこのTOEIC750点とあったことも理由の一つ。
あとは2024年のAPOTCで自分の語学力の低さにがっかりしたことも理由になります。
もちろん翻訳できる便利なアプリがありますけど、やっぱり自分の言葉としてコミュニケーションしたいなと。

47.硬筆書写検定に合格する
字が下手なんです。
コンプレックスの一つと言ってもいいです。
こういう検定をうけることで、しっかり学べるようになりたいなと

48.仏教の資格を取得する
量子力学もそうですが、宗教にも興味があります。
キリスト教だってイスラム教だって知識として学ぶ機会は設けたいのですが、まずは身近な仏教から。
仏教の考えを身に着けることで、セラピストとして活躍できる場も増えると思います。

医療→哲学→宗教って流れに至ってます。

コミュニティ・交流活動

この年齢になって横のつながりの重要性を感じています。
人脈という言葉は好きではないですが、横のつながり、コミュニティというものは重要かなと。

49.海外との作業療法士との交流を増やす
APOTCに参加して思ったことは、もっと海外にも目を向けるべきかと。
そうすると自分の勉強不足、思慮不足に非常に強く気づかされます。
狭い範囲でものを近視眼的にみてはいけないんですよね。

50.医療従事者の釣りサークルを立ち上げる
釣りが趣味なこと、周囲に医療従事者で釣りを趣味にしている方が多いことがあげられます。
サークルというひとつのコミュニティにしたら、もっと楽しくできるんじゃないかなと。

まとめ

このTHERABBYではいままでセラピスト向けの内容…しかも教科書的なものが多かったのですが、ちょっとそれじゃあ面白みもSEO的にも先はないなと思ってまして。
今後は引き続き勉強としてのアウトプットはもちろん、自分のセルフブランディングとしても更新していこうかなと。

noteにも書いてます。

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