これは何か
視覚刺激が表示されたあと、指定された方法で反応するブラウザ課題です。
平均反応時間だけでなく、早押し、ミス、試行ごとのばらつきを分けて確認し、反応の特徴を説明する補助として設計しています。
このアプリは診断や能力判定を目的としたものではありません。練習前後の変化や、入力方法による違いを本人・家族・支援者と共有するための試作ツールです。
想定する対象
反応の遅れ、反応のばらつき、早押し傾向、疲労による変化、入力操作への慣れにくさなどを観察・説明したい場面を想定しています。
使用場面
ベッドサイド、机上課題、外来リハビリ、教育場面などで、同じ条件を短時間で実施し、練習前後の変化や入力方法による違いを説明する補助として使用します。
使い方
- 目的、入力方法、実施時間を確認します。
- 対象者に短く説明し、練習試行で理解を確認します。
- 姿勢、視線、疲労、理解度、入力操作のしやすさを観察しながら実施します。
- 結果は数値だけで判断せず、迷い、修正行動、押し間違い、途中からの疲労と合わせて記録します。
課題の構造
待機、刺激提示、反応、結果表示で構成します。
刺激間隔や試行数をそろえることで、練習前後や条件差を比較しやすくします。
作業療法的に見ている要素
反応開始の速さ、早押しを抑える力、注意の維持、疲労による変化、入力デバイスとの相性を見ます。
また、結果を生活場面の困りごとに結びつけて、練習方法や環境調整を考える材料にします。
難易度調整
試行数、刺激間隔、入力方法、フィードバックの有無、制限時間を調整します。
対象者の疲労や理解度に応じて、短時間で終えられる設定から開始します。
記録できる参考指標
平均反応時間、中央値、最速、最遅、ばらつき、早押し数、ミス数を記録する設計です。
ただし、これらの数値は単独で能力を判定するものではありません。観察内容、本人の主観、実施条件と合わせて解釈します。
生活行為への転移
呼びかけへの反応、信号や合図への反応、調理中のタイミング、家電やナースコールなどのスイッチ操作、移乗時の合図への反応などへ接続します。
反応が遅いかどうかだけでなく、どの条件で反応しやすいのか、どの入力方法なら安定するのかを考える材料にします。
注意点
単純な速さの競争にしないことが重要です。
眠気、薬剤、疲労、痛み、姿勢、理解度、視覚条件、入力機器の遅延によって結果は変わります。
結果だけで能力を判断せず、観察内容や本人の主観と合わせて扱います。