Vector Web Trophy Chase v0.1
生物は捕獲、敵虫は攻撃、結び目は回避という分類判断課題。
ブラウザデモ
このアプリは教育用・体験用デモです。医療機器ではありません。評価や治療方針の決定には使わず、作業療法士が観察しやすい視点を整理する素材として扱ってください。
このアプリで体験できること
- 捕獲と攻撃の反応抑制を、短時間のブラウザ課題として体験する
- 分類・反応抑制系の観察視点を、ゲーム内行動と対応づける
- 速度、刺激量、支援量を変えた時の反応を考える
- 教育・研修で問いを立てるための共通素材にする
ゲームの概要
Vector Web Trophy Chase v0.1 は、Web Wars のゲーム性を参考にしつつ、固有の世界観や名称には寄せすぎず、捕獲と攻撃の反応抑制を観察しやすいように再構成したブラウザデモです。
Web of Fantasyを進み、生物を捕獲し、PortalからTrophy Roomへ入るコレクション要素を核にした。
今回入れた仕様は、疑似3D Webトンネル、20種の幻想生物、Capture Rod、Sting Shot、Pest、Web Knot、Portal、Trophy Room。です。作業療法の文脈では、うまく遊べるかだけでなく、どの条件で行動が安定し、どこで支援が必要になるかを見ます。
操作方法
| 主な入力 | マウス/タッチまたは矢印/WASDで照準、SpaceでCapture、FでSting、ShiftでDodge、HでWeb Warp、Pでポーズ。 |
|---|---|
| 一時停止・調整 | HTML側の実装にあるポーズ、ミュート、速度調整などを使い、疲労や混乱が出たら中断します。 |
| 観察時の扱い | 成功率だけで判断せず、どこを見て、いつ迷い、どの支援で安定するかを記録します。 |
作業療法士が見るポイント
| 身体機能 | 姿勢保持、上肢操作、目と手の協調、疲労による操作の変化を観察します。 |
|---|---|
| 認知機能 | 対象分類、反応抑制、視覚探索、コレクション動機づけ、注意配分、予測、手順保持、自己修正のしやすさを見ます。 |
| 情緒・意欲 | 焦り、失敗後の立て直し、再挑戦のしやすさ、課題を続けられる量を確認します。 |
| 環境調整 | 画面距離、明るさ、音量、入力方法、速度、支援量を段階的に調整します。 |
| 生活行為への転移 | 買い物で必要物を選ぶ、危険物を避ける、分類・整理、趣味活動への参加 |
Grading:難易度調整
難易度は固定せず、対象者の疲労や理解に合わせて段階づけます。
- 対象種類
- 出現速度
- 捕獲
- 攻撃の区別
- Portal頻度
- ヒント表示
- 速度
- 敵数/刺激量
観察・記録ポイント
- 誤射
- 捕獲遅れ
- 敵との混同
- コレクション動機
- 見落とし
- 開始前後の疲労感
- 操作の迷い
- 支援を入れた時の変化
Clinical版にするなら
今後追加したいログとして、次の項目が考えられます。現時点の投稿では、これらを実装済みの記録機能としては扱いません。
- 捕獲反応時間
- 捕獲成功率
- 誤射
- 敵虫反応
- Web Knot回避
- Portal進入時間
- 照準移動距離を記録。
- 試行ID
生活行為への転移
買い物で必要物を選ぶ、危険物を避ける、分類・整理、趣味活動への参加といった場面を考える手がかりになります。ただし、ゲーム内の行動をそのまま生活能力に置き換えず、実際の環境、本人の疲労、道具、支援者の関わりと合わせて解釈します。
注意点・リスク管理
- 疲労、眼精疲労、めまい、焦りが出たら中断します。
- 点滅や音刺激が負担になる場合は、音量や画面輝度を下げ、短時間で実施します。
- 失敗体験が強く残らないよう、速度や刺激量を下げ、支援量を調整します。
- 捕獲対象と攻撃対象を分けるため、誤射時は減点。Web Knotは破壊ではなく回避対象。
- 刺激が多いと混同しやすい。誤反応を責めない設計が必要。
- 医療機器ではありません。評価や治療方針の決定には使いません。
教育・研修での問い
捕獲・攻撃・回避をどう見分けたか?
まとめ
Vector Web Trophy Chase v0.1 は、捕獲と攻撃の反応抑制を作業療法士が観察しやすい視点で整理するための教育用・体験用デモです。結果の点数だけでなく、迷い方、修正の仕方、支援で変化する条件を見ていくことが大切です。