てんかん発作の種類と特徴 – 焦点(部分)発作と全般発作について

てんかん発作と一言で言っても、その種類は様々です。
本記事では、てんかん発作の種類と特徴について解説します。

てんかん発作の種類と特徴


てんかん発作は主に次の2つに分けられます。

  • 焦点(部分)発作
  • 全般発作

以下にそれぞれ解説します。

焦点(部分)発作


焦点(部分)発作は片側の脳の一部から始まる発作です。
高齢発症のてんかんは、ほとんどが焦点てんかん(焦点発作)であり、若年者のてんかんに比べ薬剤治療による発作消失率が高いことが報告されています。

この発作はさらに意識がはっきりしているかどうかで”単純部分発作”と”複雑部分発作”に分けられます。

単純部分発作

身体の一部にけいれんが起こったり、視覚や聴覚などの感覚異常が起こったりしますが、意識は保たれます。
例として、手足や顔がつっぱる、ねじれる、ガクガクとけいれんする、光や色が見える、人の声が聞こえる、片側の手や足のしびれ、吐き気をもよおす等の症状があります。

複雑部分発作

口をもぐもぐさせたり、衣服をいじったりといった目的のない動きを繰り返す自動症や、意識がもうろうとする精神運動発作などがあります。

全般発作


全般発作は、脳の広い範囲で過剰な興奮が起こり、ほとんどの場合意識を失います。
全般発作は、てんかんの中でも最も一般的なタイプで、約6割の人がこのタイプの発作を起こします。

この発作は、さらに”強直間代発作”と”欠神発作”に分けられます。

強直間代発作

「強直間代発作」とは、筋肉が硬直する状態と、意識が消失する状態が交互に現れる発作です。
全般発作の一種で、約10%の人がこのタイプの発作を起こします.

欠神発作

「欠神発作」とは、意識が数秒から数十秒間消失する状態です。
小発作とも呼ばれます。

子どもに多く見られ、約3割の人がこのタイプの発作を起こします。

てんかん発作は複数の種類があるから、どんな発作かを知っておく必要があるだろうね!
種類の違いによって、生活上での注意点も変わってきますからね!

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