血圧とは?- 定義・表記方法・平均血圧

患者の全身状態を把握するための一つのデータとして、”血圧”があげられます。
本記事では…

  • 血圧の定義
  • 血圧の表記方法
  • 平均血圧

…などについて解説します。

血圧とは?

そもそも血圧とは、心臓が血液を体中に送り出す際に血管壁にかかる圧力のことを指します。
もう少し詳しく解説すると、血圧は血管壁組織に直角に作用している圧力(側圧)を意味し、心臓の収縮期と拡張期に応じて圧の変動が生じます。

血圧の表記方法

通常、血圧は2つの数値で表されます。

  • 収縮期血圧
  • 拡張期血圧

以下にそれぞれ解説します。

収縮期血圧

収縮期血圧とは、心臓が血液を全身に送り出すために収縮したときの血圧を指します。
収縮期血圧は、高血圧の診断の際に使われる検査値の一つであり、心臓が収縮したときに血管壁にかかる圧力のことです。

一般的に「最高血圧」とも呼ばれています。

拡張期血圧

拡張期血圧とは、心臓が血液をため込むときの最低の血圧のことです。
心臓が血液を送り出すときの最高の血圧は収縮期血圧と呼ばれます。
拡張期血圧は、心臓に近い大動脈に貯留された血液が末梢に送られるときの圧力を反映します。

拡張期血圧は、加齢に伴い40~50代をピークとして低下する傾向があります。

また、血圧は通常ミリメートル水銀柱(mmHg)で測定され、収縮期血圧が上に表示され、拡張期血圧が下に表示されます。
たとえば、120/80 mmHgという血圧は、収縮期血圧が120 mmHgであり、拡張期血圧が80 mmHgであることを意味します。

脈圧とは?

収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧と呼びます。
これは心臓から駆出される血液量と脈管の伸展性…つまり弾力性によって規定されています。

平均血圧

収縮期血圧と拡張期血圧の二つの指標を一つにまとめたものを平均血圧といいます。
平均血圧は以下の式で算出されます。

平均血圧=拡張期血圧+(収縮期血圧-拡張期血圧)/3=拡張期血圧+脈圧/3

日本人の平均血圧

日本の血圧統計データによると、収縮期血圧の平均値は男性132.0mmHg、女性126.5mmHgであり、140mmHg以上の人は男性29.9%、女性24.9%のようです。
また、日本の高血圧患者は、全体として約4,300万人いると推定されており、日本人のおよそ3人に1人が高血圧という状況です。

参考

脳卒中リハや心臓リハに関わる場合は、特に血圧についての知識も求められるからね!
定義や平均血圧などについての知識は持っていないといけませんね!

タイトルとURLをコピーしました