最近の作業療法士は積極的にアクティビティを臨床で利用しないといわれています。
そもそもどんなアクティビティがあるのか?にも疎いようです。
本記事では作業療法士が様々なアクティビティを知っておく必要がある理由について解説します。
なぜOTはアクティビティに詳しくないといけないか?
作業療法士が様々なアクティビティを知っておく必要がある理由は、次のような理由があります。
- クライエントのニーズに応じた適切なアクティビティの提供
- アクティビティの多様性によるモチベーションの向上
- アクティビティの意味づけの理解
- アクティビティの適切な調整と進行管理
…以下にそれぞれ解説します。
クライエントのニーズに応じた適切なアクティビティの提供
クライエントの状態や目標に合わせて、適切なアクティビティを選択する必要があります。
様々なアクティビティを知っていることで、クライエントのニーズに合わせた適切なアクティビティを提供することができます。
アクティビティの多様性によるモチベーションの向上
クライエントは同じアクティビティを繰り返すことでモチベーションを失うことがあります。
様々なアクティビティを知っていることで、クライエントの興味や関心に合わせた多様なアクティビティを提案することができ、モチベーションの向上につなげることができます。
アクティビティの意味づけの理解
アクティビティにはそれぞれ意味や目的があります。
作業療法士が様々なアクティビティを知っていることで、それぞれのアクティビティの意味づけを理解し、クライエントにとって意味のある活動を提供することができます。
アクティビティの適切な調整と進行管理
アクティビティの適切な調整と進行管理は、クライエントの能力や目標に合わせて行う必要があります。
様々なアクティビティを知っていることで、クライエントの能力や目標に合わせてアクティビティを調整し、適切な進行管理を行うことができます。
そもそも無趣味な作業療法士が多くなったのも、アクティビティに疎くなった背景にあるかもしれないね!
実際にやらなくても、知識として知っておくだけでも臨床に役立つんですけどね!