異名半盲 – 定義・症状・原因・治療法

半盲の種類の一つである”異名半盲”。
本記事ではこの異名半盲の定義や症状、原因や治療法について解説します。

異名半盲とは?

異名半盲とは、両眼の反対側の視野が欠損する半盲を指します。

この異名半盲には…

  • 両耳側半盲
  • 両鼻側半盲

…があります。

以下にそれぞれ解説します。

両耳側半盲

両耳側半盲とは、耳のある側が見えなくなった視野障害の一種です。
視野の外側すなわち耳のあるほうが見えなくなった状態を指します。

両鼻側半盲

両鼻側半盲とは、左右の眼球の鼻側視野が欠損する視野障害の一種です。
視野の内側が見えなくなった状態になります。

異名半盲の原因について

では、この異名半盲である両耳側半盲、両鼻側半盲それぞれの原因とはなにがあげられるでしょうか?

両耳側半盲の原因

両耳側半盲の原因は、視交叉が物理的に圧迫されることにあります。
視交叉は、両目それぞれ耳側の視野の部分だけ交叉したあと脳へと入ります。
視神経が交叉する場所の近傍には腫瘍の後発部位である脳下垂体が存在し、そういった箇所に腫瘍ができてしまった場合には、視交叉が圧迫され耳側の視野が欠損することになります。
*特に視索の損傷で多いという意見もあります。

両鼻側半盲の原因

両鼻側半盲の原因としては、下垂体腺腫や動脈瘤などが多いようです。
特に、視交叉の外側部位で損傷が起きた場合に起こるようです。
緑内障などの眼に関連する問題が原因である可能性もあるようです。

異名半盲の診断について

異名半盲かどうかの診断には…

  • ゴールドマン視野検査
  • 光干渉断層系(OCT)視野検査

…といった視野検査によって行われます。

異名半盲の治療法について

異名半盲の治療法については、原因によって異なります。
脳の病気や外傷が原因である場合、原因に対する治療が行われ、手術や放射線療法、化学療法などが選択されることがあります。

ただし、同名半盲のように、現在ではほぼ治療法がないとされている場合もあるようです。

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