四分盲(4分の1盲) – 症状・原因・診断方法・治療法

異名半盲の一つである”四分盲(4分の1盲)”。
本記事ではこの四分盲(4分の1盲)の原因や診断方法、治療法について解説します。

四分盲とは?

四分盲とは、視野の半分のうち上半分あるいは下半分だけが欠損することがある状態のことを指します。
この場合、全視野の4分の1が欠損するため、同名四分盲と呼ばれます。

また、4分の1盲と呼ばれることもあります。

四分盲の原因について

四分盲の原因は、主に脳血管障害や脳腫瘍が挙げられます。
特に一側の視索あるいは大脳の側頭葉や後頭葉に障害が生じることで起こるとされています。

四分盲の診断方法について

四分盲の診断方法については、視野検査が行われます。
四分盲の場合、視野の4分の1が欠損するため、視野検査で判定されます。

また、病巣によっては左半側空間無視も生じることがあるため、BITといった半側空間無視の検査も必要な場合があります。

四分盲の治療法について

同名半盲や他の異名半盲と同様に、四分盲の治療法は、その原因によって異なります。
原因そのものの治療が求められます。

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THERABBYを運営している臨床20年越えの作業療法士。
行動変容、ナッジ理論、認知行動療法、家族療法、在宅介護支援
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…などにアンテナを張っています。

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