位置覚とは? – 定義について

深部感覚の一つでもある”位置覚”。
本記事ではこの位置覚の定義や位置覚を失うとどのような状態になるのか?について解説します。

位置覚とは?

位置覚(position sense)とは、は、生体が体幹と四肢の関節における屈伸状態を感受し、その位置、動きを察知する感覚です。
つまり、自分の手や足が「どの位置にあるのか」を感じ取る能力です。
筋の引っ張られ具合や、関節の角度を空間的に感知して、自分の四肢の位置を把握します。
この能力のお陰で、暗闇の中で手元が見えなくても、身体を安全に動かすことができます。

また、位置覚は空間認知の機能とも関係しています。

位置覚を失うとどうなるか?

位置覚は、身体の安全や動作の質に重要な役割を果たしています。
つまり、位置覚を失うと、自分の身体の位置や動きが分からなくなります。

例えば、目を閉じて手を上げたり下げたりするときに、手がどこにあるのか感じられなくなります。
また、歩くときに足の動きが制御できなくなったり、バランスを崩したりする可能性があります。

位置覚に影響を与える病気とは?

位置覚に影響を与える病気には、神経系の障害や疾患が挙げられます。
例えば…

  • 脳卒中
  • 脊髄損傷
  • 多発性硬化症(MS)
  • パーキンソン病
  • 脳腫瘍
  • 神経障害
  • 外傷

…などが位置覚に影響を及ぼす可能性があります。
これらの病気や疾患によって、神経伝達が阻害されたり、感覚器官や神経組織が損傷したりすることで、位置覚が低下したり失われたりすることがあります。

静止状態での四肢の空間的位置の認識が”位置覚”ってことだね!
運動覚はあくまで”関節運動”が伴う感覚ですから、その違いに気を付けないといけませんね!

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