コレクションをやめられない背景にある3つの心理について【収集癖を分析してみた】

最近すごく収集欲が高まっています。
もともとコレクター気質ってこともあるんですが…。

今の世の中音楽でも映画でも本でもデジタルで手に入りますが…やはりモノとして残したい。
集めてディスプレイしたい!
コンプリートしたい!
…というコレクター魂がふつふつと沸いてきています。

…というわけで、今回はこのコレクターの心理について解説します。

コレクターの3つの心理について

コレクターの心理ってなんだろなと。
なぜそうも必死になって集めるんだろうと。

家族に白い目で見られ…。
オークションで落札した商品が届くたびに小言を言われる…。
何故そんな険しい道を歩むのかって話。

その理由は大きく分けると3つあるようです。

  • 自己実現タイプ
  • 代償行為タイプ
  • コミュニケーションツールタイプ

以下に詳しく解説します。

自己実現タイプ

これは、子どもの頃にかなえられなかった夢を、コレクションで実現しようとするタイプになります。
俗にいう「大人買い」なんかが当てはまるようです。

子供の時に抱いていた欲求を、金銭的にコントロールできる大人になってから実現しようとする。
この感覚は特に男性に多いような気もしますが、こんな記事もありました。

子どもの頃、ほしくても買ってもらえなかったキャラクター人形やシールなどを、大人になってから全て完璧にそろえようとするタイプは、親の支配や抑圧から逃れられず、無意識に親への葛藤を払しょくしようとしていることがあるようです。
このタイプは親への葛藤がぬぐえない限り、コレクションをやめることができないため、強迫観念のように見える集め方をします。親への反抗だと自覚しない限りは歯止めがなかなか利かないため、やめさせるのがむずかしい特徴があります。
引用:コレクション好きの心理は3パターンある

強迫観念って解釈は「コンプリートしなきゃ!」って感覚と似ているような気もします!
誰に頼まれてるわけでもないのに…。
ふしぎです…。

代償行為タイプ

これは、社会認知欲求を、コレクションで満たそうとする代償行為タイプです。

人から認められない、人間関係がうまくいかないなど、現実に感じている不満をコレクションで満たそうとするのが代償行為タイプです。コレクションが完璧にそろえば現実的な欲求が満たされるので、落ち着く場合もあります。
しかし完璧にそろえられない場合、「自分自身が不完全」なように思えてしまうため、パーフェクトな状態になるまでコレクションがやめられない傾向があるようです。
引用:コレクション好きの心理は3パターンある

このパターンはどちらかというとちょっとネガティブなイメージをもちますね。
あくまで自分の心理状態への補完の意味合いですから。

心にぽっかり空いた穴は、埋めたくなるものです…。

コミュニケーションツールタイプ

言葉だけのコミュニケーションを行うより、何かモノ(もしくは作業や課題)を介しての関係性を築くほうが比較的スムーズってこと…ありませんか?
1対1のコミュニケーションの場合、興味のベクトルがお互いに向き合うので初対面やまだ距離感をとりにくい関係だと難しい場合があるんです。

そんな時に二者の間にモノがあることでこのベクトルをずらすことができ、ちょうどよい距離をとることができるんでしょうね。
さらに言えばできるだけ多くの感覚を共有できるモノがよいと考えています。

デジタル配信のみだと「聴く」という聴覚での刺激のみですが、例えばこれがCDだとジャケットやアートワークを「見る(視覚)」、「触れる(触覚)」なども含まれるかと。
小難しい表現をしてしまえば、フィジカルな部分ね?

こういう「感覚の共有」をコミュニケーションツールに利用するために集めるってのも考えられるかと。

まとめ

今回は収集癖、コレクションについて解説しました。
こうやってまとめてみると、1番目の自己実現タイプってのは非常に理解できます。
事実、昔手に入れられなかったおもちゃやゲーム機なども非常に収集欲にかられますから。

…幼少期の影響って結構根深いものなのかもしれません。

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