不整脈の検査や診断に直接リハビリセラピストが関わることは少ないと思います。
しかし、不整脈の検査や評価の知識を知っておくことは、心臓疾患を抱える患者の生活を診ることにつながる重要な情報になるはずです。
そこで本記事では…
- 不整脈の診断方法
- 不整脈の検査
…などについて解説します。
不整脈の検査方法
不整脈を診断するための代表的な検査方法として、、、
- 心電図検査
- ホルター心電図検査
- ストレス心電図検査
- 心臓超音波検査
…があります。
以下にそれぞれ解説します。
心電図検査
心臓の電気信号を記録することで、不整脈の種類や頻度を確認することができます。
通常は安静時に行われます。
ホルター心電図検査
24時間以上の長期間にわたって心電図を記録することで、日常生活の中で起こる不整脈を確認することができます。
ストレス心電図検査
運動負荷試験を行いながら心電図を記録することで、運動時に起こる不整脈を確認することができます。
心臓超音波検査
超音波を使って心臓の内部を観察することで、不整脈の原因となる病気や異常があるかどうかを確認することができます。
不整脈を確定するための他の検査
不整脈を確定するための他の検査として、、、
- 心臓カテーテル検査
- 心臓核医学検査
- 心臓MRI検査
…もあります。
これらについても、以下に簡単にですが解説します。
心臓カテーテル検査
心臓にカテーテルを挿入し、心臓内部の状態を観察することで、不整脈の原因を確定することができます。
心臓核医学検査
放射性物質を使って心臓の血流や機能を観察することで、不整脈の原因を確定することができます。
心臓MRI検査
磁気共鳴画像法を使って、心臓の形や大きさ、動きなどを調べることで、不整脈の原因を確定することができます。
リハビリセラピストが不整脈の検査に関わることは少ないだろうけど、どんな検査を行うのか?どんな方法でおこなうのか?程度の知識は必要だろうね!
多職種連携には、ある程度の周辺知識も求められますからね!