脈拍の測定法について

バイタルサインの一つの脈拍は、簡易的にもすぐに測定することができます。
本記事ではこの脈拍の測定方法について解説します。

脈拍の測定法

脈拍を測定するための手順ですが、ここでは…

  1. 準備
  2. 指の位置
  3. 触診
  4. 脈拍の感知
  5. 時間計測
  6. 記録

…の手順で解説します。

準備

測定する場所を選びます。一般的には橈骨動脈や頸動脈が使われます。
快適な姿勢を取り、リラックスします。

指の位置

測定する動脈の上に人差し指、中指、薬指の3本の指を揃えます。

触診

軽く指腹を動脈の上に当てます。適度な圧力で触れるようにします。

脈拍の感知

脈拍の拍動を感じるまで、指で軽く動脈を押さえます。
拍動が感じられたら、タイミングを合わせて数え始めます。

時間計測

1分間の脈拍数を数えるため、時計やタイマーを使って時間を計測します。

記録

1分間の脈拍数を正確に数え終えたら、結果を記録します。

簡易的には10秒測定して6倍した脈拍数を記録するって方法があるね!
1分間きちんと測定するとなると少し時間がかかってしまいますからね…。

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THERABBYを運営している臨床20年越えの作業療法士。
行動変容、ナッジ理論、認知行動療法、家族療法、在宅介護支援
ゲーミフィケーション、フレームワーク、非臨床作業療法
…などにアンテナを張っています。

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